なぜ、在留資格とビザは違うと言いながら、在留資格のことをビザというのでしょうか!?

入管の勉強をはじめたころ入門書のコラム欄あたりに「ビザと在留資格は違うもの」と書いてあったのを覚えています。「ビザは査証のことをいい、云々。」「在留資格は査証とはことなり、云々。」

本来ちがうものなら、なぜ同じ呼び方をするのでしょうか?

「ビザと在留資格がちがうことは知っているけど、みんなが在留資格のことをビザというから。」というモヤモヤした理由で使っている人が多いのではないでしょうか。

なぜか突然、自分なりの答えをみつけてみようとおもいたちました!

Deepl (ウェブにある翻訳ソフト)を使ってみると

ビザ → Visa
査証 → visa
在留資格 → 
❶ Status of Residence ❷ visa status ❸ residence qualification ❹ status of residence (in Japan) とでてきました(在留カードでは status)

❸と❹は less common とあるので、status of residence か visa status

deepl
deepl

すると、在留資格のことをビザというのは、visa status の status が省略された言い方かもしれないと気づきました。言葉は時がたつにつれて省略されて使われることはよくあるからです。英語でこのような言葉の省略があるかどうか知りませんが、日本語にはあります。

ですので、あくまで日本語ベースで考えて
ビザ・ステータス → ビザ
となったと考えられないでしょうか。

ですので、在留資格のことをビザというのは、知識が足りないからでもなく、誤りでもない、「正しいのだ」という結論に達しました!

(あくまで個人の見解です)

つけたし:

日本の査証には
category: (V) AS TEMPORARY VISITOR
と記載されます。status of residence でも visa status でもなく category 。これは在留資格を決定するのは外務省ではないからです。