佐々木啓

審査要領

技人国への変更の不許可理由を審査要領から列挙します、申請前に要チェック!

以下は、「技術・人文知識・国際業務」の主な変更不許可理由として審査要領に挙げられているものです。申請前にチェックしてみてください。変更許可に限らず、認定申請や更新許可にも同じ視点でチェックできます。 在留資格該当性 ⑴ (前略)変更が許可さ...
難民申請

難民認定の手続き、書面を重視するかヒアリングを重視するか?ドイツとの比較

日本は、難民の認定率が他国と比較して低いことで知られています。しかし、難民を受け入れるかどうかは、難民条約や議定書によって一義的に決まるものではなく、受入国の方針、ひいては日本国民がどう考えるかによるものであり、またゆだねられるべき問題です...
企業内転勤

海外子会社からの転勤イコール企業内転勤?早とちりしやすいのでご注意を

字面がにているので間違えやすいのですが、転勤イコール企業内転勤とむすびつけるのはよくある間違いです。海外子会社の役員を招聘して日本の親会社の役員として経営に携わってもらうケースでは経営・管理が該当します。企業内転勤ではダメです。 企業内転勤...
技術・人文知識・国際業務

技術・人文知識・国際業務ビザで実務研修が認められるための要件の実際

「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で許容される実務研修について、と題した文書が入管のホームページにあります。これに基づき申請したところ許可・不許可(再申請中)となったケースについて検討します。 まず、「技術・人文知識・国際業務」の在留資...
芸術

芸術:収入を伴う音楽、美術、文学その他の芸術上の活動(興行を除く)

「芸術」という在留資格があります。この在留資格で活動している人は2020年6月時点で、わずか474人です。芸術というと、かなり有名な芸術家でないと認められるのはむずかしいという印象があります。しかし、似顔絵師でこの在留資格に変更できた事例が...
日本人の配偶者等

日本人とその外国人配偶者が日本に移住するときの手続きとポイント

外国で長い間外国人配偶者と生活していた日本人が、外国人配偶者とともに日本に生活の本拠を移し、しかも夫婦一緒に帰国したいという前提で解説します。 ⑴ 短期ビザで来日後、日本人の配偶者等に変更する。 ⑵ 日本にいる代理人に、認定証明書を申請して...
申請全般に関すること

判断がむずかしい申請は入管でどのように処理されるのでしょうか

あやふやな説明に不安 出入国在留管理局は、申請を不許可処分や不交付処分とした場合、申請人が希望すればその理由を説明することとなっています。 実際に審査にあたった審査官が説明してくれるのであれば、処分理由が一層明らかになるのですが、実際には担...
技術・人文知識・国際業務

事業計画書だけではただの紙きれ、証拠がなければ入管の許可はおりないと知ろう。

事業計画書は単なる紙きれ 事業計画書は、それだけなら単なる紙きれです。そんなものに時間と労力を傾けても報われません。 会社が新規事業を計画していて、そのために技術・人文知識・国際業務ビザで外国人社員を採用する、あるいは、起業を考えている外国...