入管申請で困ったときの対処法

入管申請を準備していてどうしても分からない。こんな時みなさんはどうしていますか?

今回は、そんなときは直接入管に問い合わせてみよう!ということを書きます。

入管は怖い役所ではありません

外国人のかたにとって入管は、怖い、不親切、冷たいといった印象があるかもしれません。その気持ちよくわかります。

不許可の理由を聞きに行ったことのある方から「わざわざ新潟から東京まで行ったのに、早口で一方的に理由を言われただけ。2,3分で終わった。もう二度と行きたくない」とこぼされたことがあります。

不許可の理由には聞き方がある

審査結果の理由を聞くには、準備が必要です。

今回は、申請の前に入管に問い合わせるという記事ですので、これについては、「ビザの不許可・不交付理由を上手に聞く方法」をご覧ください。

申請の前に入管に問い合わせてみよう

申請書類を準備していて、どうしても分からないことがでてきた。

こんな時は、一度疑問点を整理したうえで電話で問い合わせることをお勧めします。

きちんと事情を説明したあと、この点がどうしても分からないので教えてください、といえば大抵教えてくれます。

具体的にこうすればOKですよ、とは言いませんが、その申請は難しいですね、とか、その点は理由書でくわしく説明したほうがよいですよとか、は教えてくれる場合があります。

もちろん、どの審査官でも丁寧な対応をしてくれるわけではありません。でも、一人や二人愛想のない審査官に当たってしまったとしても、めげずにやるだけの価値はあります。

それは、問い合わせに対応してくれるのは、日々審査にかかわっている審査官だからです。つまり、判断する側の人だからです。

問い合わせ先にも注意

東京入管

まず電話がつながらないのでパス。

たとえつながったとしても、とても忙しいところですから、落ち着いて話を聞いてくれることは期待できません。

インフォメーションセンター

一般的なことしか答えてくれませんし、審査官が対応することはありません。ですのでパス。

各地の入管

大都市周辺の入管がおすすめです。電話も比較的つながりやすく、また、申請の件数も多いので経験豊富な審査官がいるからです。

まれに、思わぬアドバイスをしてくれることもあります。

経験があっても知人に聞いてはダメ

身近な知り合いに聞くのは誰でもすることです。でも、なぜ、同じような申請をして許可された知人に聞いてはダメなのでしょう?

世の中に全く同じ状況の人はいない

ひとそれぞれおかれた状況は違います。Aさんがうまくいって、Bさんがダメということはよくあることです。

ひとつの事例がすべてに通用すると考えるのは、よくよく考えてみるとおかしいです。

相談で、知り合いは同じ申請で許可がでた、と聞くことがあります。私から見れば、そんなことあり得ないのですが...。ではその人にやってもらえば?と思います。

事実と根拠のないうわさがごちゃまぜになっていることが多い

実際に申請書類のコピーでもあれば別ですが、経験談を話すときはひとはどうしても事実と主観の区別があいまいになりがちです。

また、自分の成功体験が絶対だと思い込みがちです。

時代は変わる

入管法は毎年のように改正されています。また、政府の方針によって運用が変わることもめずらしくありません。

5年前はOKだったけど、今はNOということはよくあるのです。最新の情報でなければ無意味なのです。

それでも、入管には聞きにくいですよね

行政書士に聞くときの注意

どうしても入管には聞きにくいのでしたら、行政書士会の無料相談を利用してみるのもひとつです。

でも、自戒をこめて書きますが、専門家と称する行政書士会の相談員であっても玉石混交ぎょくせきこんこうですので、絶対に正しいとは考えないことです。

リスクを避ける意味で複数の行政書士に聞くことをお勧めします。

インターネットで調べるときの注意

安易に、ネットの情報だけに頼ってはいけません。ネットの情報がデタラメだといってるのではありません。

なぜなら、入管実務は常に変化しているからです。

入管法は毎年のように改正されていますし、また、政府の方針によって実務も変わります。

このサイトでもそうですが、実務が変化するにたびに、ネット上のすべての情報を書き換えることはかなりの労力が必要なのです。

インターネット上に情報をアップした人がそのメンテナンスを地道にやると思いますか?NOでしょ。(私は地道にやります)

最新の情報はアナログ

結局、行政書士から確かな情報を得ようと思うのであれば、電話するなどして最新の情報を聞き出す以外にないのです。

これは、入管から情報を得るときも同じです。

まとめ

  • 申請の前にどうしても分からないことがあったら、各地の入管に問い合わせてみることをお勧めします。(最新で、しかも判断する側からの情報が得られます。)
  • たとえ経験があるといっても、知人、友人の話を信じるのは危険です。根拠のないウワサに振り回されるだけです。
  • 入管に聞きにくければ、複数の行政書士に聞いてみましょう。

ご参考になれば幸いです。

新潟市中央区女池南2-2-10-2C 佐々木行政書士事務所