離婚した中国人先妻との離婚登記がまだなのに他の中国人と結婚できる!?

中国人と結婚したものの、なんらかの事情で離婚し、その後また別の中国人と再婚というケースがあります。

このようなケースでは、中国での後婚の結婚登記に先立って前婚の離婚届が出されているかどうかが重婚禁止との関係で気になるところです。

今回は、実際に出会ったケースをもとに書きます。

前婚の離婚登記を済ませていないケース

たとえば、前婚が

1.中国で結婚登記

2.日本で婚姻届を提出

3.日本で離婚届を提出

という経緯の場合、中国法での離婚は在日中国大使館で手続きできず、中国国内で届出けなければなりません。こういった事情から、先の例では中国での離婚登記を済ませていない場合が多いように思えます。

前婚の離婚登記はなくても、後婚の結婚登記が可能

中国で前婚の離婚登記を済ませていなければ、日本人は中国国内では結婚しているままであって、後婚の結婚登記は受付けてもらえなさそうです。

この点については現在のところ、前婚の離婚登記が中国で済んでいなくても、後婚の結婚登記が可能という取扱いとなっているようです。(平成27年12月時点)

日本人(外国人)が独身であるかどうかは、中国国内の記録よりも日本(外国)の書類を優先させるという不思議な結果になっています。

とはいえ、無用なトラブルを避けるために前婚の離婚届は済ませておくべきでしょう。

 

中国国内で結婚登記をするために日本側で準備する書類は、離婚届受理証明書と独身証明書です。

離婚届受理証明書と独身証明書は、いずれも日本国外務省の認証を受けたものを在日中国領事館(大使館)に提出して認証を受けてください。

※ 取扱いが変更になることもありますので、必ず事前に在日中国領事館(大使館)、現地の登記所に確認するようにしてください。