日本人の配偶者等|質問書の書き方①|日本語能力

在留資格「日本人の配偶者等」で在留資格認定証明書の交付申請をするときに提出する「質問書」という書類があります。このなかに、

夫婦間の会話で使われている言語

についての質問があります。質問は、①日常使っている言語、②お互いの母国語、③お互いが相手の母国語をどの程度理解できるか、④申請人が日本語を理解できるときは、いつ、どのように学んだか、⑤言葉が通じないときはどのように意思疎通を図っているか、⑥通訳者の有無、など多岐にわたります。入管が夫婦間の意思疎通について関心をもっていることがわかります。夫婦間の意思疎通が十分でないと婚姻関係が破たんするケースが多いことが理由のひとつです。

お互いが相手の母国語をどの程度理解できるか

は4段階で答える形式になっています。「難しい=通訳が必要」、「筆談/あいさつ程度」、「日常会話程度は可能」、「会話に支障なし」、の4つです。

「筆談/あいさつ程度」と「日常会話程度は可能」の境界はなかなか難しいです。ちなみに帰化申請では小学2年生程度の日本語能力が要求されていますが、この程度であれば「日常会話程度は可能」は十分クリアしていると思います。

日本語能力の証明の仕方 ~証明は証拠で

1.通話記録 ~頻度と通話時間を見る

電話の通話時間に関して、「通話時間が2、3分では会話が成立しているとはとても思えませんよね」と審査官から指摘されたことがあります。

これから察するに、通話時間がおおむね10分を超える場合は「3.日常会話程度は可能」、5分に満たないのであれば「2.筆談/あいさつ程度」というのを基準としてもよいかもしれません。通話時間が審査の対象であることを知っておいてください。

できるだけ日本語能力が高いと申告したい気持ちは分かりますが、でも「日常会話程度は可能」とすると入管が申請人(外国人配偶者)に電話をかけることがあります。うまく答えられないと申請自体に疑念を抱かせかねません。正直に申告することが重要です。

2.手紙・メール ~頻度と内容を見る

手紙やメールは証明の効果が高いと思います。

小学校2,3年生が書く程度の文章で十分アピールできると思います。日本語学校の修了証書より効果があるかもしれません。

また、手紙・メールの内容にも注意が必要です。当たり障りのないものではなくて、その夫婦間で交わされるような具体的な内容にしてください。

まとめ

申請人の経歴からして、日本語能力はどうなのだろう?と審査官に疑問を持たれるようなケースでは、客観的な証拠(通話記録、手書きの手紙、日本語学校の証明書)などで日本語ができることを積極的にアピールしてください。

ご参考になれば幸いです。

次の記事もお勧めです
わかりやすい!質問書の記入例とポイント解説